味と風味について

ノルウェーのサーモン養殖場をご紹介します。

Different phases of farming: phase 1 roe, phase 2 fry, transporting, phase 3 smolt, phase 4 mature salmon

生命の周期

Salmon roe

第一段階 – 魚卵

ノルウェーサーモンは、その命を孵卵トレイの中でスタートさせます。天然サーモンと 同じように、魚卵の受精は淡水の中で行われます。魚卵は孵化する約80日間、一定温度に保たれます。 魚卵の供給業者は、前シーズンを参考に、サーモンを調達することで、需要にあった生産量確保することができます。

Salmon roe
Salmon fry

第二段階 – 稚魚

孵化した後、サーモンの稚魚はその腹部に嚢を持ち、それを自分の餌とします。 孵化後4~6週間で稚魚は餌を食べ始め、より大きい淡水タンクに移されます。

Salmon fry
Salmon smolt

第三段階 – スモルト

淡水で10~16か月育った後、サーモンは海に放たれます。この段階でサーモンの重さは60 ~100g程になり、スモルト化と呼ばれる、海水で住めるように変化を遂げます。

Salmon smolt
A salmon seen from the side

第四段階 – 成熟サーモン

サーモンは海とフィヨルドにある養殖場で14~22か月間育ちます。4~6kgの重さに達すると加工される準備が整います。 健康的なサーモンを海洋養殖するためには、天然のサーモンが海で摂取するのと同じ栄養素を提供することから始まります。天然と同様に、養殖サーモンも餌を海に頼ります。

A salmon seen from the side

サーモンの餌

ノルウェーサーモンが食べるもの

ノルウェーサーモンは、約70%が植物性由来の原材料、30%が海洋性由来の原材料(魚油と天然の魚の魚粉)から成る乾燥ペレット餌を食べます。

Vegetable protein & carbohydrate

50% 植物性タンパク質と炭水化物

Vegetable oil

19% 植物性油

Fishmeal

17% 魚粉

Fish oil

11% 魚油

Fish protein concentrate

1% 濃縮魚タンパク

Other feed

2% その他

特別に調合されたペレット餌はサーモンが健全に成長するため必要な、以下の栄養素を全て含んでいます。

Pellets
  • 魚粉、魚油、植物性タンパクと植物性油からのタンパク質
  • 海洋性・植物性由来の炭水化物
  • 不飽和脂肪酸
  • ビタミン
  • ミネラル
  • 抗酸化物質

 

サーモンの餌

私たちの資源を最大限活用するために、サーモンの餌には人間の消費に適さない魚を使います。また、限られた海洋性の資源への負担を減らすために、餌に植物性油を足します。サーモンは体内で植物性油をエネルギーに変換し、その体にオメガ3脂肪酸を蓄えます。

これは、ノルウェーサーモンのオメガ3脂肪酸のレベルが、人の1日当たりの推奨摂取量よりはるかに高いことを意味します。実際、養殖サーモンは天然サーモンと比べ、より脂肪を含む傾向があるので、より多く健康的なオメガ3脂肪酸を含んでいます。

サーモンを持続的に養殖するために、私たちは可能な限り無駄のない、効率的な食物連鎖をつくりました。私たちの海洋養殖サーモンは、自動給餌システムによって割り当てられるペレット餌を摂取します

このシステムは餌の摂取量をモニターするので、最適な量の餌が投与されると、供給システムは自動的に停止し、餌のやりすぎを防ぎます。

サーモンのモニタリング

Monitoring salmon farming: oxygen, current and temperature with advanced equipment

これまで得た経験と先進技術を組み合わせ、私たちは魚卵から水揚げ、流通までのすべての段階で健全なサーモンの育成と食品安全をモニタリングし、管理しています。

地域やサーモンの供給への影響を避けるため、すべての養殖場は認可され、環境的に適切な場所で運営されています。

最適な生育条件は魚種によって違います。例えば、サーモンは群れる特性があるため、単独で泳ぎたがりません。しかし、サーモンが傷つかず、自然な環境でフルサイズまで成長するために、囲いひとつあたりにつき最低でも 97.5%の開水量を確保します。

ノルウェーが規定する高い基準と厳しい安全指標は、全てのサーモンの孵化から成熟までの健康状態をを保証します。そして世界中の皆様に毎回、最高品質のサーモンをご提供することをお約束します。

海洋養殖サーモンについての事実

海洋養殖のアトランティックサーモンのルーツは天然ものと同じです。1970年代、海洋養殖場で繁殖するためにノルウェーの40の川からサーモンを集めました。ノルウェーの養殖サーモンは天然サーモンと同じ遺伝的特徴を持っていますが、より速く成長し、より時間をかけて成熟し、病気への抵抗力をより高めるなど品種改良しています。

ノルウェーの海洋養殖サーモンには高い基準が設けられており、その品質は味で分かります。ノルウェーの持続的に管理されている海洋養殖は、世界中に認められています。

Big and small fish

サーモンが泳ぐスペース

各囲いは97.5%が水、2.5%がサーモンという、サーモンの成長に必要な割合を確保しています。典型的な網は25~40メートルの深さで、直径が 30~60メートルです。

Syringe

抗生物質使用の減少

1990年代以来、私たちはサーモンの生産を増加させた一方で抗生物質の使用を99%減らしてきました。 1998年から20,000サンプル以上のサーモンに対し、薬物摂取の検査を実施しましたが、一例も見つかっていません。

Sea lice

有機的なフナムシ対処

フナムシは海で自然に発生しますが、「掃除魚」を使うことはサーモンの感染リスクを削減するのに役立ちます。

Fresh flowing water

新鮮な水の流れ

海洋養殖がノルウェーの主要産業ですが、ノルウェーの海のわずか0.5%しかサーモン養殖場は使われていません。養殖場は、新鮮な水が常に流れるように、 よい海流があるところに設置されます。加えて、 その場所はサーモンの一世代が養殖される毎に、最低3か月間閉鎖されます。一定期間空けることで、自然に海底がきれいな状態に戻るのです。囲いも排水され、完全に洗浄された後、再び若いサーモンの飼育が始まります。

PCB barrel

PCBを含まない

ノルウェーは毎年11,000匹のサーモンを対象に有害物質の検査を実施します。ノルウェーサーモンの PCB、ダイオキシン、重金属のレベルは全て、EUの制限値をはるかに下回っています。

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Close up of brochure about salmon lifecycle and farming

サーモンのライフサイクルと養殖

ノルウェーサーモンの一生;何を食べ、私たちがどの様に養殖をしているのかを知ってください。

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